65年、頑なに楽焼を追求するやきものの窯元です
TOP > 【公式】 陶芸工房 安加比古窯(あかひこがま) 日記 > 未の香合 「和を以て貴しと為す」
羊は群れで行動をすることより、集団の安泰や平和をもたらす縁起物とされています。
他方「群羊を駆りて猛虎を攻む」という言葉のように、猛虎のような力が無くとも集い団結すれば力を発揮できるという例えにも用いられます。
聖徳太子の十七条憲法に「和を以て貴しと為す」とありますように、人と人とのつながり(ご縁=円)を重んじるべく、顔、目、そして姿を丸く表しました。
多くの人々との交わりの中で生かされ、そして共に集い穏やかに活きることを示唆する羊。
機会をとらえお使い頂けましたら幸いです。